肉まん

肉まんを食べる。

コンビニに置かれる肉まんではなく、大阪出張で買ってきた551の肉まんである。

チルド製品ではあるものの、はや二週間ほど冷凍庫に入れ続けていたため、さながら石のような硬さとなってしまった。

解凍にはさぞ時間がかかるだろうと思い、渾身の1500W×5分で温め続けた。

結果、チルドとは別の種類の皮カッピカピ的猛烈に硬い肉まんが出来上がった。

良いように言えばフランスパンの表面みたいな硬さ、悪く言えば食いもんじゃないと脳が咄嗟に判断する硬さだ。肉まんのまんのニュアンスが欠落している。

けど、やっぱり味は旨い。口の中で噛み続けようやく柔らかさを取り戻したところで初めて551ならではの肉肉しくジューシーな風味が感じられる。

肉まんを食べて初めて顎が疲れた。ガム食ってるみてぇだった。