宇宙

生きる上で考えなければならないことは山ほどある。 例えば、仕事のこと・家族のこと・老後のこと・平和のこと・来週の飲み会のこと・死後の世界のこと・ジャイアンツが調子悪いこと・O脚のこと・・。 身近なことほど考える回数は多い。個人的にはO脚のこと…

師であるとは。

自宅から約15分自転車で行った所に一つのバスケットゴールがある。 だだっ広い公園の一画に当たるわけだが、日本では貴重な野外バスケットコートであるため、割と足繁く通っている。 だいたいそこにはいつも3~4人の少年・少女達が自主練習をしている。 多い…

推理小説は上手に

伏線を回収する、という。 推理小説を読む際、物語の後半、怒涛の伏線回収モードに突入することがある。 読み手である自分からすると、伏線回収されまくりモードという方が近いかもしれない。 推理小説の醍醐味といえる。 ただし、伏線は回収されまくるもの…

卒業式

体育館での各種催しを終え校門手前で本当の別れの挨拶を友人同士で交わす時、難しい。 あまり居座り続けてもいけない。あんまり仲良くなかった三人くらいで残ってしまったら最後のバイバイはその微妙な友人と交わすことになる。 一方であまり早すぎてももち…

花見

ケツが冷たくなる。 花見はケツが冷たくなるに始まりケツが冷たくなったで終わる気がする。 頭上には刹那的に咲き誇る和の象徴「桜」。目の前には解放感と共に味わうことで昼から飲む罪悪感を打ち消すことができる各種アルコール達と、野外でほおばることで2…

電源

「好奇心の電源を入れよう」 とある車のCMでキャッチフレーズとして使われていた。 好奇心の電源入れたい!入れて!と思う一方、何か違和感を感じた。 好奇心は本来その人の中からふつふつと沸きあがるものな気がするし、そうであれば「電源を入れる」という…

クレームをつけられる人

カフェ、居酒屋、混雑する役所。 いずれの場所でも見かけるクレーマーの方々。 私は遭遇する度、胸高鳴ることが多い。 なんだろう。 基本的にスタートは店側/客側、初対面同士なわけで、敬語で丁寧な応対からスタートする。 そこに何かしら気に食わないこと…

肉まん

肉まんを食べる。 コンビニに置かれる肉まんではなく、大阪出張で買ってきた551の肉まんである。 チルド製品ではあるものの、はや二週間ほど冷凍庫に入れ続けていたため、さながら石のような硬さとなってしまった。 解凍にはさぞ時間がかかるだろうと思い、…

残り3人は。

カフェで隣に座る初老の男性がスマホでしきりに画面操作していた。 麻雀ゲームだった。手馴れていた。画面横にしてたし。 ふと思う。 そこには、かつては気のおけない4人組で打っていたはずの麻雀卓から、3人が消えている。 一人残された男性の図。 他の3人…

パンドラの箱に期待を込めて。

自分の声を録音し再生し、おののいた経験のある人は多かろうと思う。 これは自分の声が普段は骨伝導で聞こえているためであるらしいのだが、この物理的仕組みそのものにおののく人はそこまでいないと思う。 多くの人がおののくのは、恐らくこの他人として聞…

嬉しいこと。

人が大勢いる世の中で、図らずであったとしても自分に働きかけてくれてる人がいることは幸せ。